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有給取得率から見るブラック企業体質とは?

とある、就職・転職サイトで「ケアマネ事業所はブラック企業が多い」という記事を見ました。「職場の雰囲気が良い」「パワハラ、いじめなどのハラスメントはありません」と、いくら訴えても雇用主の認識(あるいは建前)だけで実際は・・・という事も少なくないと思います。そこで、客観的に確認ができる評価として今回はイデアの「有給休暇の取得率」について考えてみたいと思います。(ちなみに離職率は一人もいないので単純に0%です(笑))

そもそも、有給休暇の取得率とは何かと言うと雇用主が従業員に付与した年次有給休暇の日数を、実際に従業員が取得した割合になります。

 

※有給休暇取得率について

・計算方法:取得率(%)=全雇用者の有給取得日数計÷全雇用者の有給付与日数×100

・有給取得計算日数には、前年度有給休暇の繰越分を取得した分を含みます。

・有給休暇付与日数には、雇用主の定める特別休暇(イデアでは慶弔・特別訓練教育休暇等)及び前年度繰越分の有給休暇は含みません。

・年次有給休暇は発生日から2年間で時効となり、消滅する(労働基準法第115条)。

 

上記、3点を基に算出してみます。弊社では、役員2名、従業員3名が働いているので従業員3名を基に計算します。

 

※算出例(前年度繰越あり)

従業員Aさん:前年度繰越分11日、当年付与10日中、10.5日を取得

従業員Bさん:当年付与10日中、8日を取得

従業員Cさん:当年付与10日中、6日を取得

 

全雇用者の有給取得日数計=10.5+8+6=24.5

全雇用者の有給付与日数計=10+10+10+=30(前年度繰越分を含めません)

 

有給取得率=24.5÷30×100=81.6%

 

という事で、イデアでの有給取得率は81.6%となりました。この数字が高いか?低いか?の判断はこのブログを見ている方の判断にお任せます。イデアでは有給を取得する際の報告はグループlineによる報告のみになります。有給の取りやすさにも配慮した職場環境つくりに取り組んでいます。

 

引用サイト:有給休暇(有休)の取得率を算出する方法は? 計算式や取得率向上の付与方法まとめ|アラカルト型の有休管理クラウドソフト「オフィスステーション 有休管理」 (officestation.jp) より一部抜粋しました