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自分の働く会社の企業理念を覚えている人ってどれくらいいるのかしら?会社で毎日、唱和されているならともかく(企業理念を唱和するってブラック企業っぽい汗)弊社で働く職員は企業理念を知らないと思う。そもそも「理念って理想概念の略語だよ」って職員に語っても「ちょっとこの人ナニ言っているかわからない」って顔をされるだろう。
弊社(イデアidea)のいくつかある企業理念の中で個人的に大事にしている理念として「福祉に携わる人間が幸せであるように、自身の頑張りや努力が自身の成果に反映されるような職場環境を整えます。職員の働き甲斐と幸せが、利用者の幸せに繋がるように努めます」という文言がお気に入りだ。我ながらよく考えたもんだと自画自賛。
漢文学者の白川静の著書「常用字解(第二版)」によると「福祉」という漢字の語源は両方の漢字とも「幸福」を意味するという。「祉は福なり」併せて福祉(幸福、さいわい)という「詩経、大雅」には「既に帝の祉(さいはい)を受く」とあり、その福祉は神より与えられるものであったとある。
以上の意味からも、福祉に関わる(働く)人間こそがまずは幸せであるべきであると考えている。働く職員が疲弊しており、不満を抱えて不幸と思える境遇の中で果たして利用者を幸せにできるだろうか?まずはイデアで働く職員から幸せになって欲しい。職員の幸せが利用者への幸せになればというのが私の考えでもあり、私の経営哲学(思想)でもある・・・と偉そうに語るのでした。明日の忘年会の挨拶でこの話を披露しようかしら?