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「いんとく」とキーボードで入力しても一番上に出てこない「陰徳」という文字。なじみがない概念(いわゆる死語)なのかと思い、AIチャットで検索すると・・・
陰徳とは、人に知られないよう密かにする良い行いのことです1. 陰徳を積むことで、自分自身の成長や、周りの人々の幸せにつながることがあります1. 陰徳を積む方法として、以下のようなことが挙げられます1:
ただし、どんなに良い行いをしても、人に知られた時点で陰徳ではなくなります1. 人に知られないように密かに良い行いをすることが陰徳ですから1. 陰徳を積むことが良いことなのか分かりづらいと思いますが、陰徳を積むことで、自分自身の成長や、周りの人々の幸せにつながることがあります1.
上記の回答が出てきます。人に知られる事無く善い行いをする事だという事が解ります。どうして、今回は陰徳について話しているかと言うと、以前に特別養護老人ホームで働いていた時、100歳近い利用者さんに「あんたは、陰徳があるね~」と、言われたことが(しかも事あるごとに何度も)何年も忘れられないからなのです。最近は、ケアマネジャーと言うお仕事じたいが「陰徳を積む修行だな~」と思うこともあり陰徳について話そうと思った次第です。
どうしても利用者さんを支援していると、制度から零れ落ちてしまうようなケースに遭遇する場合があります。いわゆる「困難事例」と言われているケースです。
そのよくある事例として「ゴミ屋敷」のお片付けですが、利用者さんが住んでいる自宅で生活が出来なくなり、施設に入所となると利用者さんのご家族が居ない場合に「誰が後片付けをするか」という問題が起こります。地域包括支援センターや生活保護(福祉事務所)課、又は不動産や自治会に相談しながら周りの支援者に相談をして助けてもらうのがセオリー(なのかは解りませんが)かもしれませんが、本音を言えば誰もやりたがらない仕事だと思います。そんな仕事を率先して対応していると「自分で何をやっているのだろうか・・・」と、ふと落ち込むこともありますが「誰かが困っているなら、黙ってそれを助ける人がいても良いのではないか」と考えるようにしています。おかげさまで、ゴミ屋敷を片づけるのがうまくなったのはココだけの話し。それを「陰徳を積む」と言うかは置いておいて、他の職員にはそんなこと(ゴミ屋敷の片づけるような困難事例ケースを担当させること)は絶対にさせないと心に決める管理者なのでした。