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はい!というわけで、今回は「学びの力」と言うタイトルを頂きました(誰から?)。
どの職業、職種においても、学び(知識)と経験は必要なスキルだって言えると思います。医療や介護、福祉においても、もちろん介護支援専門員(ケアマネ)の仕事も含め知識と経験は必要なスキルだと言えます。
何故なら、介護支援専門員の業務は利用者やその家族も含め支援者を含む対人関係を重視するソーシャルワーク援助と言う業務でもあり、利用者が抱える問題を解決に導くには、医療機関や地域包括支援センター、各事業所との連携は必要です。又、介護保険を中心に様々な制度等の社会資源の活用、地域を巻き込む力・・・と言った、知識だけでは対応ができない経験に培った能力が問われます。
加えて、インフォーマルサポート(家族だけでなく地域のボランティアや営利団体等の協力も含む)を活用する必要もあります。思いもよらないトラブルに対し臨機応変への対応をも問われます。
その結果に対して、他ではあまり論じられることはありませんが、利用者への支援に対する責任を(ほとんどと言い換えても良いのですが)介護支援専門員(ケアマネ)に負わされる状況がほとんどです(身寄りが居ない利用者への対応が左証です)。
だからこそ、ケース別に対応方法などを法定研修で学びを得るわけですが、実践ではマニュアル通り対応すれば上手くいく・・・なんて事はありません。一人ひとり生きて来られた環境や状況が違う訳で。一人ひとりの課題をケース化しているようでは問題解決から遠のいて行くと言っても過言でもありません。「マニュアルが通じないなら、問題解決に対して手だてが無ければ何でもアリなのか」とも思われます。逆説な意見になりますが、困難な状況に直面した時ほど、知識と経験(加えて礼儀正しさ)が必要になります。
マナビノチカラその②へ続く