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日別アーカイブ: 2024年2月13日

機転を利かすとは

ケアマネの仕事をしていると、介護保険の調整だけでなく様々な(主に人間関係に起因したことがほとんどですが)問題が起こります。

あるケアマネさんが仰っていました「デイサービスに通って、にこにこ笑いながら『デイサービスに通うのが楽しいよ』と、満足そうに微笑んでいる利用者さんが35名いればケアマネの仕事も楽なのに」と、炎上すれすれ彼のケアマネさんの発言に共感する私です。

ですが、現実は思いもつかない事ばかり…利用者様だけではなく事業者や医療機関、果てはキーパーソンのご家族からも要望があがります(もちろん、大事な要望でもあります)。

利用者様を支援する上で、無理難題な課題に対しては、自分の能力や努力を棚上げして「それ、ケアマネの仕事じゃ無いですよね?」と、申し開きもできるなら苦労はないのですが…毎日のように起こる問題に対して振り回されてばかりだと、自身のケアマネに問われる資質を疑うばかりです。反省の日々であります。そんな日々から思うケアマネに必要な能力とは「機転を利かす」こと…その一言だと思い知らされます。

そこで、「機転を利かす」とは…いつものようにGoogle先生のチカラを借ります。

 

機転が利くとは、「状況に応じて、臨機応変な行動をスピーディーに取れること」を意味します。
例えば、トラブルが起こった際にスムーズに解決まで導いてくれる人、その場の状況に合わせて柔軟に対応できる人などが挙げられるでしょう。

 

さらに機転が利く人の特徴として…

 

状況判断が上手い

洞察力がある

思考が柔軟である

の三つを挙げます。

その特徴を活かして問題解決を図る、目的を達成しやすくなると説明します。そう、ケアマネに求められる能力の一つに「問題解決能力」が挙げられるようにケアマネとは逆説的に「機転が利く」事が必然の能力だという事が挙げられるのです。今日も無理難題がやってきます。マニュアルに載っていません。機転を利かすべく己の頭で物事を考える毎日です(今日も何を言っているのかわかりません)。